2025-08-30 22:30:53 配信

中ロ朝3首脳が北京で一堂に 並んでパレード観閲へ

来月3日に北京で行われる軍事パレードに出席するため、中国を訪れるロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金総書記。習主席を挟み、3人が並んでパレードを観閲することが分かりました。その結束が示す意味とは。(8月30日OA「サタデーステーション」)

■プーチン氏は日本名指しで批判

3氏が顔をそろえる歴史的な舞台を目前に、30日、北朝鮮のメディアが金正恩氏の映像を公開しました。

家族を亡くした子どもでしょうか。ほほに手をあてキスする金正恩氏。背中を何度もさすり、何かささやいているようにも見えます。金正恩氏は、ウクライナ侵攻で、ロシア軍を支援するために派遣され、戦死した北朝鮮兵の遺族と面会しました。

北朝鮮 金正恩総書記
「同志の皆さん。国の尊厳と名誉を守って耐え難い喪失の痛みを耐え抜き、敬虔で熱い気持ちを禁じえません。どうしても仕事が手につきません」

一方のプーチン大統領は、中国訪問を前に、中国の新華社通信のインタビューに応じました。

ロシア プーチン大統領
「偽りのロシア・中国脅威論を口実に、日本の軍国主義が復活しつつある。ドイツを含むヨーロッパ諸国は、過去の歴史を恥じることもなく、むしろヨーロッパ大陸の再軍備化をたくらんでいる。ソ連と中国の両国民が、ナチズムと日本の軍国主義に共同で立ち向かった経験は、我々にとって、永遠の価値を持つ」

■3首脳 並んでパレード観閲へ

今回、プーチン氏らが出席するのは、抗日戦争勝利80年を記念した軍事パレード。日本を名指しし、歴史問題でも中国と共闘する姿勢を示しました。軍事パレードの前日には、5月以来となるプーチン氏と習近平氏の首脳会談が予定されています。さらにプーチン氏は、去年6月以来となる、金正恩氏との会談を検討しています。

来月3日の軍事パレードでは、習主席を挟んで、両どなりにプーチン氏と金正恩氏が座り、3首脳が並んで臨むということですが、専門家は。

筑波大学 東野篤子教授
「中国とロシアと北朝鮮は同床異夢といいますか、 必ずしも一枚岩ではありません。3首脳が一堂に会することによって、アメリカを含めた今後の国際情勢が、何か大きく変わるということはないと思います」

その一方で。

筑波大学 東野篤子教授
「ロシアが(ウクライナとの)戦争を終わらせるつもりは全くないということは 明らかだと思うんですね。そして中国はそれに主に経済面で協力をしている、北朝鮮は軍事面で協力をしているということで、日本の隣国が、軍事力による現状の変更を積極的に推し進めている。日本はそういった国々に取り囲まれているという状況なんです。こういった国々の企みに断固として対応していくのかということに関しては、よくよく我々日本人は考えた方が良い」

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