2025-09-06 09:15:42 配信

テスラがマスク氏に巨額の報酬案 約148兆円でCEO引き留めか

 アメリカの電気自動車大手のテスラはイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)に対して、およそ1兆ドルもの巨額な報酬を与える提案を明らかにしました。

 テスラは5日、今後10年間で時価総額を現在のおよそ8倍の8兆5000億ドルに引き上げた場合、マスク氏に株式の最大12%を付与するとしています。

 この株式報酬はおよそ1兆ドル=日本円で148兆円に上り、アメリカメディアはマスク氏を経営に専念させるための「前代未聞な巨額報酬」と評価しています。

 報酬を得るためには電気自動車を2000万台納入することや、AIを使った自動運転タクシーを100万台運行することなども条件となっています。

 マスク氏への報酬を巡っては2018年に日本円で8兆円を超える報酬を決定しましたが、反発した一部の株主が提訴していて、今回の異例の巨額報酬への対応が注目されています。

トップへ戻る