2025-12-20 15:24:39 配信

トランプ氏「約束通り厳しい報復」米がシリアの「イスラム国」拠点攻撃 米兵殺害受け

 アメリカのトランプ大統領はシリアで活動する過激派組織「イスラム国」の拠点を攻撃したと明らかにしました。今月、シリアでアメリカ軍の兵士ら3人が殺害されたことへの報復だとしています。

 トランプ大統領は19日、SNSに「約束通り、アメリカは残忍なテロリストに対し、非常に厳しい報復措置を講じている」と投稿したうえで、シリアにある「イスラム国」の拠点を攻撃したことを明かしました。

 アメリカ軍は13日、シリアで「イスラム国」のメンバーから攻撃を受け、兵士2人と通訳1人が死亡したと発表し、トランプ大統領は「厳しい報復措置を取る」と宣言していました。

 アメリカ軍によりますと、今回の報復では戦闘機や攻撃ヘリコプターなどから精密誘導弾100発以上を発射し、シリア中部にある70以上の標的を攻撃したということです。

 ロイター通信などはアメリカ当局者の話として、攻撃には高機動ロケット砲システム「ハイマース」も使用されたと伝えています。

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