2025-04-09 配信
郡山市の結核対策本部が解散(福島)
郡山市は2024年、市内で発生した結核の集団感染について、これ以上感染が拡大する恐れがなくなったとして対策本部を解散しました。
郡山市では2024年、市内の高齢者施設と医療機関で結核の感染者が確認されたことから対策本部を設置。
患者に接触した人を対象とし、延べ4500人余りに健診を行いました。
この結果、高齢者施設では感染者23人と発病者12人が確認された一方、医療機関では感染者が17人確認されたものの、発病者はいませんでした。
市は確認された感染者や発病者全員が治療を受けていることから、これ以上感染が広がる恐れはなくなったとして、対策本部を9日付けで解散しました。
ただ、市は今後も経過観察や治療は続けるとしています。