ゴールデンウィーク中は観光地で人手不足が見込まれますが、北塩原村のホテルでは、ウクライナから避難している人たちが働くことになりました。
その理由とは。

北塩原村のホテルに到着したのは、ウクライナから東京都杉並区に避難している４人です。
４人は２６日から５月５日までホテルに住み込みで働きます。

ウクライナから避難中のイエブトゥシュク・ヴィクトルさん「最近はウクライナ人たちが、お金の支援は失って、仕事の機会があって、すごくうれしいです」

なぜ、東京から北塩原村のホテルに働きにきたのでしょうか？実は北塩原村は杉並区と「まるごと保養地協定」を結ぶなど以前から交流があります。
大型連休中は特に人手不足が課題となる裏磐梯のホテルで、杉並区に避難し働き口を探しているウクライナの人たちが働くことが出来るのではないかと区が提案したことで実現しました。

北塩原村遠藤和夫村長「癒していただけるような、そんな日々を過ごしていただく時間も取っていただければありがたいと思う」

ホテルでは５月１日にさらに３人のウクライナ人が働き始める予定で、客室清掃や調理の盛り付けなどを担当します。