2025-04-25 配信

福島・先達山のメガソーラー 工事全体の8割完了 泥水の流出対策も

福島市で建設が進む大規模太陽光発電施設、メガソーラー。
景観の悪化や自然災害を不安視する声が上がるなか、工事現場は今どうなっているのでしょうか。
山の一部がはげたように見える福島市の先達山。

記者リポート「メガソーラーの建設が進む先達山です。ソーラーパネルの半数ほどが設置完了したということです」

60ヘクタールの広大な敷地に建設が進められているのが、メガソーラーです。
すでに工事全体の8割ほどが終わり、今はソーラーパネルを並べる作業が行われています。

去年6月には工事現場近くの県道に泥水が流れ出たこともありましたが、地面には芝などの植物の種を撒くなどの対策が取られています。

施設担当者
「ここまでくると(生えると)、土砂が雨が降っても側溝に流れ落ちづらくなってるので」「もう1年経つと、こんな感じで表土は安定するという形」
「これから山の緑と同じように青々とした状況というのが1カ月2カ月ほど経過すると見られるようになるのかなという風に思っております」

23日からは住民など向けの視察が行われているメガソーラーの工事現場。
工事は7月末までに終わる予定で、国の審査の後、9月末までに発電所の運転を始めるということです。

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