2025-06-04 配信

二本松市の棚田で山田錦の田植え(福島)

二本松市の棚田で田植えが行われました。
この棚田の一部は、地域に住む人の高齢化や後継者不足で、長い間、田植えが行われていませんでした。
地元の農家らがこの状況を変えるため、市内にある大七酒造に協力を求め、この地域でもともと栽培されていた、酒米の山田錦を、この棚田でも作ることを決めました。
西谷棚田保全会の渡辺久司会長は「そのまま自然が残ってるから、それを生かしながらいい景観を残していく、そういうことに努めて行きたいと思う。」と話していました。
この棚田の一部では、長年コメが作られていなかったため、2025年3月から草むしりをするなど、田んぼを復活させるために作業が続けられてきました。

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