2025-07-04 配信
福島第一原発6号機の未使用燃料 事故後初めて敷地外へ搬出
福島第一原発6号機に残る未使用燃料が、事故の発生後初めて原発の敷地外へ運び出されることが分かりました。
6号機では2025年4月に使用済み燃料の取り出しが完了し、建屋内には428体の未使用燃料が残されていて、このうち56体がアメリカ製です。
東京電力は3日、このアメリカ製の未使用燃料を製造元で処分するため、2025年10月以降に海上輸送を始めると発表しました。
事故の発生後、原発の敷地外に燃料が運び出されるのは初めてで、2025年度は30体、2026年度は残る26体が運び出され、アメリカ国内で解体処分されるということです。
また、1号機の燃料取り出しに向けた大型カバーの設置工事は、6月のクレーンのトラブルや悪天候による影響で、完了時期が「2025年夏ごろ」から「2025年度内」へと変更されました。
東京電力は他の作業手順の見直しで全体の工程が短縮できるとして、「2028年度まで」としている取り出し開始時期に変更はないとしています。
6号機では2025年4月に使用済み燃料の取り出しが完了し、建屋内には428体の未使用燃料が残されていて、このうち56体がアメリカ製です。
東京電力は3日、このアメリカ製の未使用燃料を製造元で処分するため、2025年10月以降に海上輸送を始めると発表しました。
事故の発生後、原発の敷地外に燃料が運び出されるのは初めてで、2025年度は30体、2026年度は残る26体が運び出され、アメリカ国内で解体処分されるということです。
また、1号機の燃料取り出しに向けた大型カバーの設置工事は、6月のクレーンのトラブルや悪天候による影響で、完了時期が「2025年夏ごろ」から「2025年度内」へと変更されました。
東京電力は他の作業手順の見直しで全体の工程が短縮できるとして、「2028年度まで」としている取り出し開始時期に変更はないとしています。