2025-07-04 配信

災害救助犬の合同訓練 能登半島地震では活用に課題…福島県が体制づくり進める

災害時に助けを求める人を捜索する災害救助犬の合同訓練が行われました。

西郷村で行われた訓練は、災害救助犬を認定する3つの団体が県と合同で去年から行なっています。

■高橋健太記者リポート
「訓練が行われているこの場所では崩れ落ちたコンクリートや鉄骨などが積み重なっていて、下に人がいたとしても確認しづらい状況です」

訓練は地震で建設中のマンションが崩れ落ちたという想定で行われ、災害救助犬はハンドラーと呼ばれる指導手とともにけが人を捜索。
においを基にがれきの下にいる人間を見つけて吠えることで消防や警察の捜索隊に居場所を伝えます。

■県災害対策課の担当者
「能登半島の地震のときに救助犬の団体が現場に到着してもなかなか上手に使えなかったという事象がありましたので」「救助犬をどのように使うかというのを検討できるような体制を作ろうということの途中です」

県は今後も定期的に災害救助犬の訓練を行い、災害に備えたいとしています。

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