2025-10-15 配信

「喜多方ラーメン」高い認知度 一方で課題も(福島)

観光資源のさらなる活性化に向けて、初めて行われたアンケートの結果が発表されました。
喜多方市や市の観光スポットの認知などを調べた結果、喜多方ラーメンの認知度の高さが表れた一方、課題も見えてきました。
「とうほう地域総合研究所」は、東京や神奈川など、1都3県の2万人以上にアンケートを行いました。
その結果、喜多方市に訪れたことがある555人のうち、8割ほどがラーメン店を利用し、85%以上が満足度が高かったと回答しました。
また市内に訪れたことがない人の7割以上が、喜多方ラーメンについて知っていると答えていて、認知度の高さが表れました。
一方で、喜多方市に訪れた時に、市内の宿泊施設を利用した人は半分を下回り、日帰りや会津若松市で宿泊する観光客が多いという課題も見えました。
とうほう地域総合研究所の木村正昭さんは「ラーメンが強さではあるが、喜多方のラーメンは朝ラーで朝早い時間からやっているので、夜は早く閉まってしまうというのがウィークポインになっています。夜、喜多方の町を歩いても、なかなか飲食店を探すのが大変だという声も聞きます。」と話していました。

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