2025-10-16 配信
会津でクマに襲われて被害に遭う人が相次ぐ 人身被害は過去最悪に…目撃件数も過去最多を更新 これまでクマの出没がないとされていたいわき市でも対応を急ぐ(福島)
今年、襲われてけがをした人の数が過去最悪となり、目撃件数も過去最多を更新し続けているクマ。
10月16日は未明から早朝にかけて、会津でクマに襲われる被害が相次ぎ、合わせて3人がけがをしました。
喜多方市山都町では午前2時半ごろ、国道を歩いていた60代の男性が突然クマに襲われ、顔を引っかかれたり手をかまれるなどしました。
男性は500mほど離れた集落まで歩いて助けを求め、病院に運ばれて重傷とみられています。
山都町では先月からクマに襲われた人がけがをしたり、飼い犬が殺されるなどの被害が続いています。
県内ではけさ、会津若松市大戸町でもバイクに乗っていた40代の男性が親子とみられるクマ3頭に遭遇。
転倒したところを体長1mほどの1頭に襲われ、顔や首の下を引っかかれるなどして軽傷とみられています。
けさは昭和村でも集落近くの村道を歩いていた50代の男性がクマに襲われてけがをしました。
今週、飯坂温泉にクマが居座った福島市でも市街地での目撃情報が。
15日夜は市内の郷野目で車で走っていた人が体長1mほどのクマのような動物を目撃しています。
クマの目撃は浜通りでも相次いでいて、今月に入ってからはいわき市の中心部でも。
10月12日の朝には、いわき市中央台にある吉野谷公園で、散歩をしていた男性が木に登っている体長1メートルほどのクマのような動物を目撃。
その日の夜にも…公園から1kmほど離れた歩道で、歩いていた女性がクマのような動物に追い越されたということです。
市によると、中央台周辺では14日の午前中にも目撃情報がありました。
いわき市内で初めてツキノワグマが確認されたのは2025年7月。
これを受けて市は9月、クマの被害防止プランを策定し、10月から山間部の区長会を中心に説明会を開いています。
きょうも三和町で説明会を開き、公開しているクマ目撃マップの活用やごみを収集日当日に出すことなどを呼び掛けました。
いわき市環境企画課の木田 直之課長「クマの出没情報がたくさん寄せられていて、クマの事故や被害を未然に防止するため市でこれまでやってきたことや国が発表した緊急銃猟を含めて改めて市民の皆さんに周知したい」と、話していました。
市は自治体の判断で市街地に出没したクマを銃を使って駆除できる緊急銃猟の体制づくりも急いでいます。
いわき市の木田課長は、「条件をクリアしながらハンターもクマを撃った経験がある人もいるけど私たちも含めどういった体制でやるのかを一つひとつ確認する意味で2026年1月をめどに訓練を行っていきたいと思います」と、話していました。
2026年1月ごろには緊急銃猟の訓練を行う計画で、ハンターを指導する人材の確保などを進める方針です。
県内全域、山間部に限らず市街地でもクマへの厳重な警戒が求められています。
10月16日は未明から早朝にかけて、会津でクマに襲われる被害が相次ぎ、合わせて3人がけがをしました。
喜多方市山都町では午前2時半ごろ、国道を歩いていた60代の男性が突然クマに襲われ、顔を引っかかれたり手をかまれるなどしました。
男性は500mほど離れた集落まで歩いて助けを求め、病院に運ばれて重傷とみられています。
山都町では先月からクマに襲われた人がけがをしたり、飼い犬が殺されるなどの被害が続いています。
県内ではけさ、会津若松市大戸町でもバイクに乗っていた40代の男性が親子とみられるクマ3頭に遭遇。
転倒したところを体長1mほどの1頭に襲われ、顔や首の下を引っかかれるなどして軽傷とみられています。
けさは昭和村でも集落近くの村道を歩いていた50代の男性がクマに襲われてけがをしました。
今週、飯坂温泉にクマが居座った福島市でも市街地での目撃情報が。
15日夜は市内の郷野目で車で走っていた人が体長1mほどのクマのような動物を目撃しています。
クマの目撃は浜通りでも相次いでいて、今月に入ってからはいわき市の中心部でも。
10月12日の朝には、いわき市中央台にある吉野谷公園で、散歩をしていた男性が木に登っている体長1メートルほどのクマのような動物を目撃。
その日の夜にも…公園から1kmほど離れた歩道で、歩いていた女性がクマのような動物に追い越されたということです。
市によると、中央台周辺では14日の午前中にも目撃情報がありました。
いわき市内で初めてツキノワグマが確認されたのは2025年7月。
これを受けて市は9月、クマの被害防止プランを策定し、10月から山間部の区長会を中心に説明会を開いています。
きょうも三和町で説明会を開き、公開しているクマ目撃マップの活用やごみを収集日当日に出すことなどを呼び掛けました。
いわき市環境企画課の木田 直之課長「クマの出没情報がたくさん寄せられていて、クマの事故や被害を未然に防止するため市でこれまでやってきたことや国が発表した緊急銃猟を含めて改めて市民の皆さんに周知したい」と、話していました。
市は自治体の判断で市街地に出没したクマを銃を使って駆除できる緊急銃猟の体制づくりも急いでいます。
いわき市の木田課長は、「条件をクリアしながらハンターもクマを撃った経験がある人もいるけど私たちも含めどういった体制でやるのかを一つひとつ確認する意味で2026年1月をめどに訓練を行っていきたいと思います」と、話していました。
2026年1月ごろには緊急銃猟の訓練を行う計画で、ハンターを指導する人材の確保などを進める方針です。
県内全域、山間部に限らず市街地でもクマへの厳重な警戒が求められています。