2025-11-07 配信
調査の全学年で学力伸びる ふくしま学力調査(福島)
福島県が独自に実施しているふくしま学力調査の結果が公表され、受験した全ての学年で学力が伸びていることが分かりました。
ポイントは、児童生徒一人ひとりに寄り添うことを重視した県の教育施策にありました。
ふくしま学力調査は県内全ての公立校に通う小学4年から中学2年までを対象に国語と算数数学の2教科で毎年行われていて、2025年は約6万6千人がテストに臨みました。重視しているのは順位づけなどによる他者との比較ではなく、”個人の学力がどれだけ伸びたか”です。
県によりますと、県全体の学力レベルを36段階で数値化したところ、いずれの教科も全ての学年で前の年よりも1から2段階ほど学力が伸びていたことが分かりました。
学力が伸びた児童生徒の割合は、国語では小学5年がおよそ7割と最も大きく、算数・数学では全ての学年で6割から7割ほどでした。
一方で、上位にも下位にも属さない、中間層の児童生徒の学力が比較的伸び悩むという課題も明らかになりました。
この結果について県の担当者は「児童生徒一人ひとりがしっかりと学力を伸ばしていると受け止めております。一人ひとりの成果や課題などについて明らかにしていただきながら、各学校で組織的に学力向上の施策に取り組んでいただきたい」と話しました。
県は各学校で結果の分析を行い、授業や学習方法の改善につなげたいとしています。
ポイントは、児童生徒一人ひとりに寄り添うことを重視した県の教育施策にありました。
ふくしま学力調査は県内全ての公立校に通う小学4年から中学2年までを対象に国語と算数数学の2教科で毎年行われていて、2025年は約6万6千人がテストに臨みました。重視しているのは順位づけなどによる他者との比較ではなく、”個人の学力がどれだけ伸びたか”です。
県によりますと、県全体の学力レベルを36段階で数値化したところ、いずれの教科も全ての学年で前の年よりも1から2段階ほど学力が伸びていたことが分かりました。
学力が伸びた児童生徒の割合は、国語では小学5年がおよそ7割と最も大きく、算数・数学では全ての学年で6割から7割ほどでした。
一方で、上位にも下位にも属さない、中間層の児童生徒の学力が比較的伸び悩むという課題も明らかになりました。
この結果について県の担当者は「児童生徒一人ひとりがしっかりと学力を伸ばしていると受け止めております。一人ひとりの成果や課題などについて明らかにしていただきながら、各学校で組織的に学力向上の施策に取り組んでいただきたい」と話しました。
県は各学校で結果の分析を行い、授業や学習方法の改善につなげたいとしています。

