2026-05-27 配信

サクランボ今年は豊作か 一方でナフサの影響も(福島)

暖かさに影響を受けているのが初夏の味覚サクランボです。
去年は不作でしたが、今年は天候に恵まれて豊作、まもなく収穫が行われます。
一方、今年は中東情勢の緊迫化で、心配なこともあるといます。

【樋口陽一キャスター】
「こちらは多くの実をつけているということで、このように、枝をつって、重みを支えています。」

福島市大笹生のまるえ観光果樹園では、早生品種が色づいていて例年よりも6日ほど早く6月上旬から、サクランボの収穫ができる見通しです。

【まるえ観光果樹園・服部栄さん】
「今年はだいぶ実のつきがいいんで、豊作ですね。サクランボにとっても条件がよかったと思います」

服部さんの果樹園では、去年の同じ時期に気温や風などの影響で受粉がうまくいかず、収穫できたのは例年の3割ほどでした。

【まるえ観光果樹園・服部栄さん】
「(去年)花咲いたとき、あんまり天気よくなかったんですよ。だからうまく交配しなかった」

JAふくしま未来の担当者によりますと、去年は主力品種の「佐藤錦」については周辺でも不作だった農家が多かったということです。
ただ2026年は、5月の気温が安定し受粉に良い条件が整っていて、この果樹園では例年の1・2倍ほど収穫出来る見通しです。

【まるえ観光果樹園・服部栄さん】
「収穫も大変なんですけどサクランボの場合は、どうしても実がちっちゃいのでね。1個1個、赤い色づいた順からとっていきますんで。でもやっぱり、楽しみです。いっぱいなっていると。今からサクランボ食べに行きますよっていうことで連絡いただいているんで、皆さんにいっぱい食べてもらえるのが楽しみにしています」

一方で、今年心配なのは…
中東情勢の緊迫化によるナフサ不足の影響です。販売で使用するプラスチックのパックは石油由来の製品。去年に比べてすでに3割ほど値上がりしている状況ですが、業者から、6月にさらに値上げする通知が来ています。

【まるえ観光果樹園・服部栄さん】
「これらが全部あれですから、ナフサ関係のあれで作っているから。どのくらいになるかちょっと予想もつかないですね」

サクランボ狩りは利用客のことを考えるとなかなか入場料金を上げられません。
一方で、量が多く取れる年には市場価格は安くなる傾向のため、販売価格を上げることも難しい状況です。

【まるえ観光果樹園・服部栄さん】
「市場がだんだん上がってくれれば我々も少しは上げることできるんですけども、でも今年は豊作ですから。おそらくそんなには値段上がらない、逆に豊作の年は下がる傾向もありますよねいっぱい出てくると。だからそういう点もちょっと心配なんですけども。」

豊作になる一方で、今年は果樹農家が頭を悩ませるシーズンになりそうです。

トップへ戻る