2025-09-02 15:24:26 配信
自民党の総括報告書内容判明「解党的出直しに取り組む」

両院議員総会で正式にとりまとめる総括報告書では敗戦の主な要因として、石破内閣の支持率低迷による党の基礎体力の低下や、支持層から若年層や現役世代、保守層の一部が流出したことなどを挙げました。
また、自民党離れを招いた要因として、現金給付の物価高対策が「国民に刺さらなかった」としたうえで、与野党協議の過程で「いかなる減税にも抵抗する政党のような印象を与えた」としています。
さらに、派閥の裏金事件についても触れ、「引き続き自民党に対する不信の底流となっていることを厳しく自覚し、猛省をしなければならない」と記載しました。
最後に、党再生への誓いとして「国民との意識の乖離を起こしてしまったことを痛切に反省しなければならない」と指摘したうえで、「『政治は国民のもの』との原点に立ち戻る」と強調しました。
そして「国民から突き付けられた現状からの脱却という至上命題を真摯に受け止め解党的出直しに取り組む」とまとめています。
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