2025-04-18 14:11:30 配信
証券会社を装った偽サイトによる不正取引が急増中 金融庁が注意をよびかけ

金融庁は実在する証券会社を装った偽のサイトで顧客情報を盗み取り、不正取引される被害が急増しているとして、注意するように呼び掛けました。
金融庁によりますと、インターネットでの不正取引による被害は去年は確認されていませんでしたが、今年2月に33件、3月は685件、4月は16日までで736件と急増しています。
実在する証券会社のウェブサイトを装った偽のサイトからログイン用のIDやパスワードを不正に入手し、その顧客の口座の株式などを勝手に売却し、その代金で中国株などを買い付けるという手口が多いということです。
金融庁は「見覚えのある送信者からのメールでもリンクを開かない」「サイトにはブックマークからアクセスする」「証券会社が提供しているセキュリティー強化機能を有効にする」などの対策を呼び掛けています。