8日の東京株式市場の日経平均株価は小幅に値上がりしています。

　前の日のアメリカ市場でハイテク株をはじめ、主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連株などが買われ、上げ幅は一時、100円を超えました。

　一方、先週の株価の急上昇による過熱感への警戒から売りが優勢になる場面もありました。

　午前の終値は7日に比べて83円高い3万6863円でした。

　円相場は1ドル＝143円台で取引されています。

　外国為替市場の円相場はアメリカの中央銀行にあたるFRB（連邦準備制度理事会）のパウエル議長が早期の利下げに慎重な姿勢を見せたことから、円を売って運用に有利なドルを買う動きが先行しました。

　正午現在、1ドル＝143円台で推移しています。