2025-08-01 01:57:59 配信

東電HD 廃炉費用で特別損失9030億円計上 福島第一のデブリ取り出し向け

 東京電力ホールディングスは、福島第一原発のデブリ取り出しの準備作業にかかる費用などとして、9030億円の特別損失を計上しました。

 東京電力ホールディングスの今年4月から6月までの決算は、純損益が8576億円の赤字でした。

 福島第一原発の廃炉に向けた燃料デブリ取り出しの準備費用として原子炉内の調査に妨げになる建物の撤去や放射線量の低減などに新たに9030億円が必要になるとしています。

 東電は先月29日、3号機のデブリ取り出しの準備作業が2037年以降にずれ込むと発表しています。

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