2025-08-13 02:01:05 配信

日経平均が史上最高値更新 大手証券幹部は米景気や日米の金利動向をリスク要因に指摘

 日経平均株価が1年1カ月ぶりに史上最高値を更新したことを受け、大手証券会社の幹部はアメリカの景気や金利の動向などを今後のリスク要因として指摘しました。

野村証券 西哲宏執行役員
「上振れシナリオを考えると、(年末までに)4万5000円ぐらいを関税の話がよりポジティブな方向に向かうであったりだとか、企業業績が改善に向かうとか、そういったものが必要な要素としては考えられますね」

 野村証券の幹部は、今の上昇傾向を崩すリスク要因にトランプ大統領の発言やアメリカの景気の動向を挙げました。

大和証券 荻野明彦社長
「日本もやっと資本市場が活用されたダイナミックな成長が行われていく、継続していく、そういう時代に入ってきたんだなと」

 大和証券の荻野社長は、日本は他国より株価の上昇が遅れていたと指摘し、日米の金利の動きを懸念材料としました。

 日経平均は5営業日で2500円近く上昇しています。

 市場には過熱感を警戒する声も出ています。

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