2026-01-28 08:58:35 配信

円相場 約3カ月ぶり1ドル=152円台前半に トランプ大統領は特に問題視せず

 外国為替市場でドルを売って円を買う動きが続いています。27日夜から28日朝にかけて2円余り円高に動き、去年10月下旬以来、約3カ月ぶりの水準となる1ドル=152円台前半を付けました。

 23日に1ドル=159円台まで円安が進んだ円相場は日本とアメリカが協調して為替介入の準備とされる「レートチェック」を行ったのではないかという見方もあり、急速に円高が進む場面がみられるなど、不安定な動きが続いています。

 27日夜には1ドル=154円台半ばから153円台半ばまで1円ほど急騰した後、約3カ月ぶりに1ドル=152円台前半をつけました。

 市場関係者は27日午後6時台の円の急騰について23日と異なり、ユーロもドルに対して上昇したことを踏まえ、アメリカの当局から再び市場に対して何らかの働き掛けがあった可能性もあると指摘しています。

 加えて市場では介入への警戒感が根強く、27日夜に片山財務大臣が改めて「米国の当局と緊密に連携しながら適切な対応を取っていく」と発言したことも、その後の円高の動きに影響したとみています。

 また、トランプ大統領が主要通貨に対するドル安を特に問題視しない発言をしたことを受け、「アメリカがドル安を気にしていないのであればドル売りを誘発しやすい」との指摘もあります。

 外国為替市場の円相場は28日午前にやや円安方向に転じるなど、緊張感が高い中での取引が続いています。

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