気象庁は、鹿児島県に大雨特別警報を出したことを受けて緊急の会見を開き、「ただちに身の安全を確保してほしい」と呼び掛けました。

　気象庁は9日午前2時40分、鹿児島県の与論町に大雨特別警報を発表しました。

　午前3時40分から緊急の会見を開き、低い土地の浸水や川の増水に加え、土砂災害に厳重な警戒をするよう呼び掛けました。

　また、避難所への移動が危険な場合は、崖から離れて、建物の中でも少しでも高い場所に移動してほしいとしています。

　鹿児島県の奄美地方のほか、沖縄県の北部では、日中にかけて大雨が予想されていて、気象庁は、周辺の地域でも災害などに厳重な警戒が必要だとして、最新の情報に注意するよう呼び掛けました。

　大雨特別警報が11月に出されるのは初めてだということです。