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2025-04-15 18:24:49 配信

和歌山知事“68歳急逝”なぜ 死因は“敗血症性ショック”

 知事公舎で倒れた和歌山県知事が68歳の若さで亡くなりました。“敗血症性ショック”とは、どんな病気なのでしょうか。

 和歌山県の岸本周平知事は13日、大阪・関西万博でイベントに参加し、神輿(みこし)を担いで和歌山をPRしていました。

 ところが、14日に知事公舎で倒れ、病院に搬送。意識不明の状態が続いていました。

和歌山県民(70代)
「亡くなったんですか?急ですよね。まだこれからなのに…頑張ってくれてたのにね」

和歌山県民(78)
「本当に熱心ないい人で、残念」

和歌山県民(69)
「若いし、もったいない」

 死因は“敗血症性ショック”と判明。どんな病気なのでしょうか。

金沢医科大学 麻酔科 高橋完教授
「感染症が原因で、体の中にたくさんバイ菌が入ってきて、肝臓、心臓、腎臓とか重要臓器と言われる臓器が障害される。それが進行すると多臓器不全になって、血圧が下がっていって、色んな血圧を上げる薬とかにも反応しなくなってしまう状態」

 小さな子どもや高齢者など、体の抵抗力が少ない人がなりやすいそうですが、誰にでも突然、起こり得る病気だといいます。

金沢医科大学 麻酔科 高橋完教授
「本当に進行が早いことがあるので一日、半日でも状態が悪くなると、急激に悪くなる可能性は十分ある」

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