天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが8日午後、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を視察されました。

■愛子さま“大屋根リング”視察

　来場者から上がった歓声に笑顔で手を振り返す愛子さま。午後4時半ごろ、万博のシンボル「大屋根リング」を視察されました。

　愛子さまは8日から2日間、万博を訪問されます。

　前回の愛知万博が行われたころ、愛子さまはまだ2歳でした。パパに本を読むように促す愛子さま。

　陛下が読み始めたのは万博の公式キャラクター・モリゾーとキッコロの絵本でした。

　当時、陛下は万博を視察されていて、こんな出会いがありました。陛下が会釈をされた相手はマスコットのキッコロです。

　興味津々の様子の陛下は、じっとモリゾーを見つめられます。とうとう、キッコロの触れてはいけないところに手を当てられます。震えるキッコロ。

　陛下は何度も万博を訪問されていますが、愛子さまはお留守番でした。

　それから20年後、愛子さまは今回お一人で万博を訪問されます。今回の公式キャラクター「ミャクミャク」と会う機会はなさそうです。

　午前11時、伊丹空港に到着されると…。

　愛子さまは吉村知事に「楽しみにして参りました。2日間どうぞ、よろしくお願いします」と話されました。

　午後は早速、日本館へ。視察されたのは藻のカーテンで、チューブの中では藻が育てられています。説明を聞きながら時折、笑顔を見せられていた愛子さま。

　そして、午後4時半すぎには未来のエネルギーを体感できる電力館を視察されました。愛子さまが手に持たれているのは電力の卵です。

　ここでは核融合アトラクションをご体験。展示物に触れると連動して卵型のデバイスが光るというもの。愛子さまも夢中。

　そして、勤務先の日本赤十字社が運営するパビリオン「国際赤十字・赤新月運動館」にも足を運ばれました。

　視察後は関係者と懇談されるということです。