2025-06-11 17:38:53 配信

精神障害への障害年金不支給割合が前年度より大幅増加 認定適切か点検へ 厚労省

 2024年度の障害年金の支給認定について、精神障害に対する不支給の割合が前の年度から大幅に増えていたことが、厚生労働省の調査で明らかになりました。

 障害年金は、病気やけがで仕事などが制限された場合に受け取れる年金です。

 厚労省は11日に2024年度の障害年金の認定状況について、調査結果を公表しました。

 調査では、新たな障害年金の受給申請1000件を無作為に抽出しました。

 そのうち、不支給となったのは13%で、前の年度の8.4%に比べて割合が上がっています。

 さらに、障害別で見ると精神障害に対する不支給は12.1%で、前の年度の6.4%より大幅に上がっていました。

 厚労省は2024年度以降に、精神障害などで不支給となった事案の認定が適切だったのか点検を行うとしています。

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