2025-06-13 15:58:16 配信

国交省、墜落機と同系列型機所有の航空3社に指示 点検などを確実に行うことを求める

 インド西部で旅客機が墜落した事故を受けて、国土交通省は同系列型機を所有する日本国内の航空会社3社に対して、エンジンや機体などの点検を確実に行うように指示をしたと明らかにしました。

 西部グジャラート州アーメダバードの空港近くで12日、インド人やイギリス人ら乗客合わせて230人と乗員12人を乗せたエア・インディアの旅客機が離陸直後に墜落しました。

 これを受けて国交省は12日付で、事故を起こしたボーイング787型機と同系列型機を保有する日本の航空会社合わせて3社に対して、普段行っているエンジンと機体などの点検を確実に実施するように指示をしたということです。

 対象は、ANAグループで88機、日本航空で45機、ZIPAIRで8機、合わせて141機だとしています。

 また、国交省はアメリカのFAA(連邦航空局)やボーイング社に対して事故に関する情報の提供を求めているということです。

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