2025-07-23 01:54:47 配信

参院選は“違憲で無効” 弁護士らが「1票の格差」訴訟を全国一斉提訴

 20日に投開票があった参議院選挙は「1票の格差」が解消されておらず憲法違反だとして、弁護士グループが選挙の無効を求めて全国で一斉に提訴しました。

 人口の多い選挙区で1票の価値が相対的に低くなる、いわゆる「1票の格差」が解消されていないのは違憲だとして弁護士グループが22日、すべての選挙区の選挙の無効を求めて全国8カ所の高裁と6つの支部に一斉に提訴しました。

 今回の参議院選挙では1票の格差が最大で3.13倍で、前回の参院選の3.03倍から格差がやや拡大しました。

 弁護士らは「今回の参院選は世の中が変わるかもしれないと有権者が感じた選挙だったのではないか」「1票の格差がなくなれば、さらにそう思えるものになる」「有権者の声を正しく反映する選挙にしなければならない」などと主張しています。

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