2025-07-23 18:43:06 配信
猛暑で豚肉“史上最高値” 逆に“値下げ”したのは何?

■猛暑で豚肉“史上最高値”
夏バテ防止の定番スタミナ料理の主役“豚肉”。食卓の味方である豚肉に今、異変が起きています。
吉本水産 精肉担当 今井芳博さん
「今までない、初めて見るような相場になっている」
東京都の豚肉の卸売価格が1キロあたり948円になり、最高値を記録しています。
来店客
「最近ちょっと高いので色んな店を回っている」
「量が少ない方を選ぶようになった」
吉本水産 精肉担当 今井芳博さん
「生まれた豚が育つ時期に暑いと、太りにくい」
猛暑で生育の遅れや繁殖が上手くいかないこともあり、出荷数が減って値上がりしているといいます。
猛暑の影響は身近な食材の「卵」にも…。
福岡市の鳥料理専門店の“親子丼”。一つの丼にブランド卵3個を使用しています。
来店客
「卵もフワフワで、鶏肉もジューシーでみずみずしい。ここの親子丼食べたら他で頼めないぐらい好き」
人気の親子丼を支える“ブランド卵”。この卵を生産している養鶏場では…。
野上養鶏場 藤井豪さん
「確認すると熱中症。1鶏舎で、多いところで10羽以上、死んだ」
暑すぎると食欲も減るそうです。
野上養鶏場 藤井豪さん
「卵自体も小さくなりがち。栄養も行き渡らないので。水をたくさん飲むことで(卵の)殻が弱くなる。餌(えさ)を食べず水ばかり飲むと卵白とかが弱くなったりとか、そういう影響が出るので、そこが一番心配」
猛暑の影響で生産量が減少し、Lサイズの卵が減っているといいます。
暑い街として知られる大分県日田市にある“猛暑割”を行う店では、いきなり最大割引が適用されていました。
サービスを行っているのは「うどん店」。予想気温が35℃以上の猛暑日予想で、気温が高いほど割引率が高くなるシステム。
来店客
「(Q.どうですか“10%引き”?)知らなかった。ラッキー」
ドライブイン古城 古城順子社長
「この猛暑の暑い朝昼夜を乗り切ってほしい」
LASTEST NEWS