2025-07-30 12:19:14 配信
静岡・沼津 普段の観光客のにぎわいなく 屋上に避難の人影

(伊地健治アナウンサー報告)
静岡県東部にある沼津市の上空です。画面に広がる海は駿河湾です。
津波の到達予想時刻11時30分をすでに10分以上過ぎていますが、これまで海面の大きな変動や有意な変化は上空から観察することはできませんでした。
そして、今見えているのが沼津港です。狩野川が流れ込む沼津港ですが、伊豆半島の玄関口ということで、魚市場や多くの飲食店などもあり、普段は多くの観光客でにぎわう場所ですが、30日は観光客の姿がほとんど見えません。
先ほどは立体駐車場の屋上に避難している何人かの人影も見えました。
そして、今見えている沼津港と海の境目に大型の展望水門がありますが、津波の警報を受けて水門を下げているように見えます。ただ、営業は休止していて、緊急避難の方だけ非常階段を使ってこの場所に避難することができます。
もしかするとこの中で、避難をしている方がいるのかもしれません。
水門は下がっているため、中の漁船は外の海に避難している様子はここにはありません。
ただ、静岡市からここに来る途中では多くの場所で船が沖合に避難していたり、津波避難タワーに人が避難していたりする姿が見られました。
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