厳しい暑さが続くなか、3日、各地で水難事故が相次ぎ、1人が死亡、1人が意識不明の重体です。

　警察と消防によりますと、午後4時半ごろ、愛知県豊橋市の寺沢海岸で、24歳の女性と5歳の男の子が浮かんでいるのを一緒に来ていた友人が見つけ119番通報しました。

　その場に居合わせた海水浴客と友人らが2人を救助しましたが、ブラジル国籍のフランシスキニ・リマ・ソフィア・ノブコさんが死亡しました。

　男の子は命に別状はありません。

　2人は親子で、友人ら10人と海水浴に来ていたということです。

　また、静岡県南伊豆町の弓ケ浜海水浴場では、65歳の男性が溺れ、意識不明の重体となっています。

　目撃者の話しでは、ボディボードをしていた男性が高波にのまれたということです。

　海水浴場の関係者によりますと、当時、台風10号などの影響で2メートルほどの波が立っていたということですが、遊泳禁止などの措置は取られていませんでした。