16日も猛暑日が続出しています。2日連続で猛暑日が100地点を超え、全国で厳しい暑さとなっています。

■猛暑日100地点超　2日連続で

　炎天下、警察官が土砂や倒木で荒れた山道を進みます。

　熊本の記録的な大雨から5日。美里町では土砂崩れで集落が孤立。熱中症警戒アラートも出るなか、容赦ない暑さが住民の生活に重くのしかかっています。

住民
「暑いから大変ですね」
警察官
「雨降った後、ずっと晴れてる」

　全国でも暑さが猛威を振るっています。西日本を中心に猛暑日は2日連続で100地点を超えました。

　北九州市の水辺のイベントには多くの人が暑さをしのぎに訪れていました。

イベント参加者
「涼しくなった」

■イベントでは…“ファン”などで対策も

　東京は不安定な空。午前中、大粒の雨が降りましたが、その後は一転、青空に。都心は真夏の暑さとなりました。

　駐車場には日差しを遮るものはなく、日傘にタオル、そしてファンが付いた服でしのぐ人も。

入場待ちの客
「ジメジメした感じ。下がコンクリートなので結構ワ～ッてくる感じ。ペットボトルを2個持ってきたりとか、日傘とかさして暑さ対策をしている」

　東京ビックサイトで開かれているのが、世界最大規模のサブカルチャーの祭典「コミックマーケット」。

　空から見ると、敷地を埋め尽くす無数の人。警戒するのは、やはり熱中症です。

会場スタッフ
「頭頂部と首筋を隠して下さい。熱中症はまずここからきます！」

　会場を彩るコスプレイヤーも、酷暑と戦っています。

参加者
「（Q.服の通気性どうですか？）全くないです！暑いです！」

　こまめに水分補給で暑さ対策。

参加者
「（飲み物）6本くらいありますね。熱中症の人がいたら（氷を）あげるかも…」

　酷暑の中でも、コミケには人々を突き動かす力があるようです。

参加者
「きついです。やってみるときついです」
「（Q.あすも来られるんですか？）あすもこれで来ます」

　17日は関東でも猛暑日が続出。西日本と東日本は、暑さと急な雷雨に注意が必要です。