2025-08-26 11:45:53 配信

百日せき患者数1506人 前週から半減  マダニ媒介「SFTS」は新たに5人感染

 「百日せき」の全国の患者数が1週間で1506人となり、前の週と比べて半減しました。厚労省は「お盆の時期で休みだった病院もあるため、今後の推移を慎重にみたい」としています。

 JIHS=国立健康危機管理研究機構によりますと、今月17日までの1週間に報告された「百日せき」の患者数は1506人でした。

 6月中旬以降、患者数は3000人台で推移していましたが、半減しました。

 厚労省は「お盆の時期で休みだった病院もあるため、今後の推移を慎重にみたい」としています。

 また、マダニが媒介する感染症「SFTS」=「重症熱性血小板減少症候群」は全国で新たに5人の感染が確認され、今年のこれまでの患者数は143人となりました。

 年間の患者数の過去最多を更新しています。

 専門家は、農作業や山に入る時は肌の露出を少なくし、マダニにかまれてしまった場合は、自分で取り除かずに速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けています。

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