アメリカのトランプ大統領は「相互関税」などの発動について「非常にうまくいっている」と述べ、経済の先行きに自信を示しました。

トランプ大統領
「非常にうまくいっていると思う。これは患者が手術を受ける時のような大きな出来事で、まさにその通りに機能している。アメリカに（投資が）6から7兆ドルが流入し、こんなことはかつて見たことがない。市場は活況を呈し、株価は上昇し、国は繁栄するだろう」

　トランプ大統領は3日、記者団に対し、政権が打ち出した一連の関税によってアメリカ国内に巨額の投資が行われ、経済は活況を呈すると自信を示しました。

　さらに、関税の発動を受け、世界各国がアメリカと取引を成立させる方法を模索していると強気の姿勢を見せました。

　また、ラトニック商務長官はCNBCテレビに出演し、相互関税を巡る各国との交渉では農産物の受け入れなど、アメリカ産品を公正に扱えるかが重要だと指摘しました。

　アメリカに対して報復関税を仕掛けることは「馬鹿げている」と牽制（けんせい）しました。