中国の広東省深セン市で去年9月、日本人学校の男児が刺され死亡した事件で、死刑判決を受けた男の刑が執行されました。

　関係者によりますと、北京の日本大使館に今月21日、中国外務省から男の死刑を執行したと連絡がありました。

　当時44歳の男は去年9月、日本人学校に通う10歳の男児を刺したとして逮捕され、中国の裁判所は今年1月に死刑判決を言い渡していました。

　動機は「インターネットで注目を集めるため」とされましたが、日本人を狙ったかどうかは明らかになっていません。

　中国は今月16日にも、江蘇省蘇州市で日本人親子らが切り付けられ、中国人女性が死亡した事件で、男の死刑を執行したと明らかにしています。