2025-07-31 23:47:04 配信

カムチャツカ半島で地震の揺れ1000回 活火山の噴煙は高さ6000mで観光ルート閉鎖も

 カムチャツカ半島付近を震源とする地震で日本に出ていた津波注意報がすべて解除されましたが、ロシア国内では地震後もおよそ1000回の揺れを観測するなど影響が続いています。

 ロシア科学アカデミーは、30日に発生した地震の後、カムチャツカ半島では、およそ1000回の揺れを観測したと明らかにしました。

 また、地震の後に噴火したカムチャツカ半島のクリュチェフスカヤ山では、噴煙が高さ6000メートルまで上がったとしています。

 この山はユーラシア大陸で最も標高の高い活火山とされ、溶岩の流出も確認されていました。

 これを受けて、併設する自然公園の観光ルートが閉鎖されるなど影響が出ています。

 この地震では数人が負傷するなどしましたが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は死者はいないと明らかにしています。

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