2025-08-14 22:26:25 配信

プーチン氏が米ロ会談の準備会合 ウクライナ「解決に向け努力」とトランプ政権を評価

 ロシアのプーチン大統領はアメリカ・アラスカ州でのトランプ大統領との会談を前に政権幹部らを集め、準備会合を開きました。

 プーチン大統領は14日、アラスカへの出発を前に政権幹部を集めた準備会合を開き、「アメリカはウクライナ情勢の解決に向け、精力的かつ誠実に努力している」などとトランプ政権を評価しました。

 そのうえで「将来的にはアメリカと戦略兵器の削減で合意できる可能性もある」と述べました。

 ウシャコフ大統領補佐官によりますと、米ロ首脳会談は日本時間の16日午前4時半からアラスカ州アンカレジにあるエルメンドルフ・リチャードソン基地で行われます。

 最初に通訳だけを介したプーチン大統領とトランプ大統領の1対1の会談を行った後、ラブロフ外相やベロウソフ国防相ら5人を加えた拡大会合を開催する見通しです。

 ワーキングランチをはさんで協議を続けるとしています。

 拡大会合の終了後はプーチン大統領とトランプ大統領による共同記者会見が予定されています。

 会談の内容についてウシャコフ補佐官は「主要議題はウクライナ危機の解決だ」と述べる一方、米ロ間の経済協力なども協議される予定だとしています。

 また、会談時間の見通しについては「協議の進展次第だ。いつ開始し、いつ終了するかは大統領次第だ」と述べました。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2025

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