2025-08-28 22:05:57 配信
ゼレンスキー氏 駐米大使交代発表 トランプ政権に配慮か 前大使はバイデン政権と緊密

ゼレンスキー大統領は27日夜のビデオ演説でステファニシナ前副首相(39)を新たな駐米大使に任命したと明らかにしました。
「最も重要なのはトランプ大統領との防衛分野の合意を完全に履行することだ」と述べ、「ウクライナの長期的な安全保障の多くはアメリカとの関係にかかっている」と期待感を示しました。
前任のマルカロワ氏はロシアの全面侵攻前の2021年から駐米大使を務めバイデン前政権と緊密な関係を築きました。
ブルームバーグによりますと、マルカロワ氏は去年、ゼレンスキー大統領の訪米に合わせてペンシルベニア州にある砲弾工場の視察を調整しました。
しかし、大統領選の期間中に民主党議員をゼレンスキー大統領とともに激戦州に訪問させたことで共和党議員やトランプ大統領の支持者から批判や解任を求める声が上がっていました。
ゼレンスキー大統領は「非常に困難な任務だった」とマルカロワ氏に感謝の意を示しました。
また、「チームの一員としてとどまるよう要請した」と述べましたが、新たなポストは示されていません。
画像:ステファニシナ氏のXから(先月)
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