2025-10-04 18:18:59 配信

米メディア「試練に直面する」 高市新総裁の選出を受けて

 自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されたことを受けてアメリカメディアは、女性初の党首として注目するとともに日米外交で試練に直面するなどと報じています。

 AP通信は、高市氏を「男性優位の自民党の中で最も保守的な党員の一人」と紹介しました。

 そのうえでトランプ大統領との首脳会談で防衛費の増額を求められる可能性があるとして「間もなく外交上の試練に直面する」と報じています。

 一方で、ニューヨーク・タイムズは高市氏を安倍元総理の盟友と評したうえで、日米関税交渉における5500億ドルの対米投資の具体策などを念頭に「アメリカとの緊張した予測不可能な関係を管理することなど一連の課題に直面することになる」と分析しています。

 ブルームバーグは「日本初の女性総理になるとみられる高市氏は『鉄の女』サッチャー氏の政治やアイアン・メイデンなどのへヴィメタルを愛する国家主義者だ」と紹介し、自民党は参政党などに集まる若い有権者を引きつけるために実質的に右傾化していると評価しています。

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