台湾の頼清徳総統は22日、台湾を訪問中の自民党の幹事長代行・萩生田光一議員らと会談したと明らかにしました。

　台湾当局によりますと、頼清徳総統は会談の冒頭で萩生田氏と握手を交わしたうえで、高市早苗総理大臣が一貫して台湾との友好関係を支持していることに感謝を表明しました。

　萩生田氏は台湾を「普遍的な価値観を共有する重要なパートナーだ」としたうえで、台湾の人々が日本に親近感を抱いているという調査結果にも触れ、日本との関係についてこう述べました。

自民党　萩生田幹事長代行
「現在、日台関係は『史上最良』と言われています。こうした交流の機会をさらに増やしていくことが日台関係を一層、後押しすることになります」

　萩生田氏はまた、台湾の半導体製造大手「TSMC」が建設した熊本工場は日本と台湾の「産業協力の良い例だ」と述べたといいます。

　萩生田氏は23日まで台湾に滞在する予定です。