2025-04-11 12:17:41 配信
地対艦ミサイル訓練を強化 中国念頭に北海道で初実施へ

中国が海洋進出を強めるなか、中谷防衛大臣は地上から艦艇を攻撃するミサイルの発射訓練を初めて国内で行うと述べました。
中谷防衛大臣
「近年の厳しい安全保障環境を踏まえ、射程などに制限はあるものの国内における射撃訓練の実施について調整をしている」
防衛省によりますと、訓練は6月に北海道内で行う予定です。
「地対艦ミサイル」は射程が長距離のため場所の確保が難しく、海外で行われてきました。
防衛省は、地元自治体に安全性などを説明し、理解を得たうえで行う考えです。
国内での訓練機会を増やすことで、抑止力の強化につなげる狙いがあるとみられます。