2025-04-11 14:18:36 配信
大船渡の大規模山火事踏まえ今後の対応策を議論 夏までに報告書とりまとめへ

岩手県大船渡市で起きた大規模な山火事を踏まえ、政府は「防災対策の在り方に関する検討会」を開催しました。夏までに今後の対応策などについて報告書を取りまとめる方針です。
11日の初会合では、消防庁と林野庁に加えて火災や森林専門の学識経験者らが参加し、議論が行われました。
短時間に山火事が広がった要因としては、強風や複雑な地形などの条件が重なるなか、山林の地面深くまで乾燥していたことなどが指摘されました。
消火活動の課題については、現場への移動が困難ななか、海水の利用も含め消火用水をどう確保するかや、ヘリやドローンに加え衛星画像の活用などについて海外での事例も参考にするべきだなどの指摘がありました。
検討会は夏までに今後の対応策の方向性を示した報告書をまとめることにしています。