2025-12-21 20:07:03 配信
『タッチ』の漫画家・あだち充氏、“言葉以上の表現を追求”する創作哲学【芸能動画】
『タッチ』の漫画家・あだち充氏が、自身の創作哲学を語った。あだち氏はまず、自身の作品に多い“キャラクターに語らせない描写”について言及。「言葉にしちゃうと、それ自体が意味を持っちゃう」と語り、セリフを控えることで生まれる“間”を大切にしてきたと明かした。ただ、それを成立させるには登場人物に“察する力”が欠かせない。「相手に気持ちを察する力がないと話が進まない。物分かりがよく、裏をくんでくれる脇役を配してなんとか続けてきました」と、物語を支える名脇役たちへの“信頼”も語った。そんなあだち氏はアニメ『タッチ』で浅倉南を演じた日高のり子と共に『-画業55周年記念- あだち充展』で行われた「あだち充×日高のり子 スペシャル対談」に登場。日高は「先生の漫画に囲まれて過ごす時間がすごく尊い」と語り、「もっともっと時間をかけて、後でじっくり見たい」と、その世界観への深い愛情と敬意をにじませた。
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