2025-04-07 06:15:40 配信
コメの価格高騰で 米穀店の約半数が「業績悪化」

コメの価格が高騰しているなか、調査した米穀店のうち4分の1が減益し、およそ半数が「業績悪化」となっていることが分かりました。
民間の調査会社「帝国データバンク」によりますと、コメなどの卸売や販売を手がける「米穀店」において、25.2%が前年度と比べて「減益」となったほか、22.4%が「赤字」に転落しました。
これらを合わせ、およそ半数【47.6%】の米穀店が業績悪化しているということです。
米価の高騰で、売り上げは伸びたものの、新米の仕入れコストが想定以上に増え、収益が大幅に低下した米穀店も多かったと分析しています。
また、2024年度の米穀店の廃業件数は、2年連続で増加し、コロナ禍以降の過去5年で最多を更新したとしています。