2025-04-09 21:19:19 配信
セブン&アイHD通期決算は23%の減益 国内外のコンビニ事業が低調

セブン&アイ・ホールディングスの今年2月までの1年間の決算は最終的な利益が1730億円となり、前の年から23%減少しました。2年連続の減益です。
物価高によって消費が低迷した影響などから、国内外のコンビニ事業が低調でした。
特別損失として北米での400店舗以上の閉店や、イトーヨーカ堂のネットスーパー事業からの撤退などで2209億円を計上しています。
セブン&アイは、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案を受けています。
自社単独路線を続けるか買収提案を受けるかの選択肢について丸山好道CFO(最高財務責任者)は、9日の決算会見で「どちらがより価値を向上させることができるか判断するための前提がいまだ不透明な段階にある」と話しました。