2025-04-10 20:32:21 配信
トヨタ子会社が「抱き合わせ販売」 独禁法違反のおそれで公取委が警告

トヨタ自動車の人気の新車を購入しようとする客に「抱き合わせ販売」を強要したとして、公正取引委員会はトヨタモビリティ東京に対し、独占禁止法違反の疑いで警告しました。
警告を受けたのは、トヨタの完全子会社で車を販売する「トヨタモビリティ東京」です。
遅くとも、おととし6月ごろから去年11月ごろにかけて「アルファード」「ヴェルファイア」「ランドクルーザー」の3車種を購入しようとする客に対し、ボディコーティングやメンテナンスパックの購入なども強要しました。
応じない客には、新車の販売を断るケースもあったということです。
公取委は、こうした「抱き合わせ販売」は独禁法違反の恐れがあるとして再発防止を警告しました。
トヨタモビリティ東京は「法令を遵守し、丁寧な商談を心掛ける」とコメントしています。