2025-04-07 17:28:25 配信
北朝鮮IT労働者の不正アカウント登録手助けか 日本人2人書類送検 警視庁公安部

北朝鮮籍とみられるIT労働者が仕事のマッチングサイトにアカウント登録するのを不正に手助けしたとして、警視庁公安部が日本人の男性2人を書類送検しました。
大分市の会社員の男性(32)と東京・北区の個人事業主の男性(34)は2020年、北朝鮮籍とみられるIT労働者に対し、運転免許証の画像データや銀行の口座情報を不正に提供した疑いが持たれています。
公安部によりますと、2人の個人情報をもとにIT労働者は外国にいながら日本人を装って仕事のマッチングサイトにアカウントを登録し、ホームページを作成する仕事などを複数回、受注していました。
報酬が2人の口座に振り込まれると、指定した海外の口座に送金させていたということです。
公安部は2人の認否を明らかにしておらず、報酬が北朝鮮に流れた可能性もあるとみて調べています。