2025-04-09 19:01:15 配信
広末涼子容疑者 送検 事故直前 SAで起きた“異変”

傷害の疑いで逮捕されて9日に送検された広末涼子容疑者。事故直前、サービスエリアで異様な声を聞いた人物に当時の様子を聞きました。
■広末涼子容疑者 送検
歌手として…俳優として…。一時代を築いた広末容疑者に一体何があったのか、少しずつ分かってきました。
浜松西警察署で一夜を明かした広末容疑者。午後2時すぎに身柄を検察庁に送られました。
広末容疑者は、静岡県島田市内の病院で看護師の女性を複数回蹴るなどしてけがをさせた疑いが持たれています。
その病院に搬送されるきっかけとなったのが、新東名高速のトンネル内で起こした追突事故でした。
事故直後を捉えた映像です。路肩に止まっているのが広末容疑者の運転していた車。その後ろには駆け付けた警察官と話す人物がいます。トレーラーに追突したというフロント部分は大破していました。
撮影者
「道路案内表示に『事故車あり』と出ていて、事故で車が連なっている感じで速度が出せずに帰っていた。1人の女の人が動いてしまうからなのか危ないからなのか『動かないで!』みたいに押さえつけられている様子で。押さえつけられている女性はもぞもぞしているような、放心状態なのか何かあったのかなって感じ」
この事故に至るまでの行動が現場にいた人や捜査関係者への取材から見えてきました。
■事故直前 SAで起きた“異変”
7日、奈良県での仕事を終えた広末容疑者は車で東京を目指します。この時は広末容疑者ではなく、同乗していた男性が運転していました。
その道中で広末容疑者が乗った車は浜松サービスエリアに立ち寄っています。
そこに居合わせた人が“ある異変”を感じ取っていました。
サービスエリアにいた人
「午後4時かな、まだ日が落ちていなかったのは記憶にある。ただ奇声をあげているだけで『わーっ』という感じの発し方。声が高かったのか低かったのか、男性か女性かも分からないくらいの声。僕は1人だと思ったんです。普通は複数で4~5人の声がすることはあるが、今回はどっちかと言ったら異質。単体(1人)の声に聞こえたから」
捜査関係者によると、「ヒロスエです」と名乗りながら見知らぬ人に話し掛けたり、大声を上げたりする女性が目撃されていたといいます。
サービスエリアを出発する時に男性から広末容疑者に運転を交代。そして30キロほど進んだトンネル内でトレーラーに追突しました。
つまり、広末容疑者が運転を始めた直後に事故が起きていたのです。
警察は広末容疑者が不安定な精神状態であることも踏まえ、薬物検査を実施するなどして慎重に捜査を進める方針です。
広末容疑者の身柄は検察庁に送られたので、24時間以内に広末容疑者を勾留するのか釈放するのか判断をすることになります。