2025-04-10 14:03:15 配信
医療搬送用ヘリ6人死傷事故 機体陸上へ 異常の有無を検証

長崎県・対馬沖で医療搬送用のへリが不時着水し乗っていた6人が死傷した事故で、10日、機体が陸上へ引き揚げられました。
6日、対馬空港を飛び立ち、福岡和白病院に向かう途中、長崎県・対馬沖で着水・転覆し、6人が死傷したヘリは10日午前8時半ごろ、佐賀県唐津港の東港で陸揚げされました。
機体はプロペラが根元付近から折れ、操縦席のフロントガラスも大きく割れているのが確認できます。
これまでの聞き取り調査で、機長が手動でフロートを出し、不時着せざるを得なかった事態が発生した可能性があることが分かっています。
今後、海上保安部と国の運輸安全委員会が異常の有無など検証を進めます。