将棋の名人戦七番勝負第1局は藤井聡太七冠（22）が挑戦者の永瀬拓矢九段（32）に勝利し、3連覇に向けて好スタートを切りました。

　名人戦第1局の2日目は東京・文京区の「ホテル椿山荘東京」で10日午前9時に永瀬九段の封じ手が開封されて始まりました。

　おととし、史上最年少で名人になった藤井七冠は3連覇を目指し、永瀬九段は名人初挑戦でのタイトル獲得を狙います。

　持ち時間が9時間で2日制の対局は、藤井七冠が午後9時ごろに勝利し、3連覇に向け好スタートを切りました。

　2人の通算での対戦成績は藤井七冠の23勝8敗となりました。

　先に4勝したほうがタイトル獲得となる名人戦七番勝負の第2局は、29日と30日に東京の羽田空港第1ターミナルで行われます。