2025-04-11 19:05:22 配信
車の暴走“魔の時間帯”いつ? 高齢者は要注意…その原因

高齢者の車が暴走し、アパートと洋菓子店に次々と突っ込みました。
■“高齢者の車”暴走 次々衝突
事故の目撃者
「結構な轟音(ごうおん)で、ドーンというよりゴーンという鈍い音で響く感じで…」
10日午後3時ごろ、仙台市で起きた事故。ドライバーは80代の高齢男性でした。
事故の目撃者
「お店から普通に出てくると思ったら、ブレーキとか減速するわけでもなく、向かい側のアパートに突っ込んだ後に後退してそこにある店に突っ込んでしまった感じ」
80代男性の車は駐車場から出た後にアパートに突っ込み、その後、バックして再び駐車場を通り抜け、スピードを落とさずに洋菓子店に突っ込んだといいます。
警察の調べに対し、男性は…。
80代 男性ドライバー
「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」
高齢ドライバーの車の事故。事故は踏み間違いだけではありません。
こちらの70代男性のドライバーは…。
70代 男性ドライバー
「パニックになり操作を誤った」
猛スピードで歩道に乗り上げる車。運転していた70代女性は…。
70代 女性ドライバー
「地下駐車場のスロープが上り坂だったのでアクセルを強く踏んでしまった」
■車の暴走“魔の時間帯”いつ?
「身体能力」や「判断力」の低下などで増える高齢ドライバーの車の事故。専門家は特に気を付ける必要がある“魔の時間帯”があるといいます。
福山大学 関根康史准教授
「夕方の通勤時間帯みたいな人や車が行き交う時間。暗くなってくると見えにくくなる。(高齢者は)若い人と比べると目と認知機能が衰えてくる。パニックになると冷静に判断ができなくなると思う」