大阪・関西万博でアンゴラパビリオンの工事を請負った建設会社が代金約1億2000万円を横領されたとして経理担当だった男性を刑事告訴しました。

　業務上横領の疑いで刑事告訴されたのは、アンゴラパビリオンの建設工事の3次下請けとなっていた一六八建設の元経理担当の男性です。

　一六八建設はその男性に約1億2000万円の工事代金を横領されたとしています。

　一六八建設はパビリオンの内装工事などを発注した複数の業者に対して代金の未払いが続いていて、「一刻も早く資金を回収し未払い状態を解消したい」としています。

　一方、告訴された男性はANNの取材に対して「お金は会社の赤字を埋めるために使っただけで横領はしていない」と話しています。