2025-07-31 18:38:35 配信
野菜高騰の“救世主”キャベツ プロ太鼓判「今が一番美味しい」

■野菜高騰の“救世主”キャベツ
最近また上がってきている気がしませんか。
60代
「最近やっぱり高い。なかなかまとめ買いできない」
野菜値上がりの実態について、アキダイの秋葉社長は…。
スーパーアキダイ 秋葉弘道社長
「ホウレンソウ、値段が高い。高冷地で作っても気温が高くなって流通量が少なくなった状況。(平年だと)150円は切っているので約2割高い。今、高値になっているのはニンジン。畑の中で暑すぎて駄目になっちゃったり」
猛暑がもたらす野菜の高値はさらに…。
秋葉弘道社長
「今はまだ何とかなっているジャガイモ、タマネギ。産地が北海道に移動すると結構な高値になると思う。やっぱり高温によって畑の中でかなりやられているみたい」
そんななか、ピーク時を大幅に下回る安さの野菜がありました。
暑い夏にパワーをもらえそうな、こってり回鍋肉でもお馴染み。
一圓 上石神井店 店主 松脇成一さん
「中華屋が一番キャベツ使うんじゃない?」
町中華屋で欠かすことができないキャベツです。
10代
「キャベツは結構大きめに入っている。食べ応えがあっておいしい」
看板メニューの「ジャンボ餃子」も、たっぷりキャベツが肉の旨味を受け止めます。
20代
「シャキシャキ、キャベツの触感がかなりある」
40代
「最強ですね(餃子とライスで)1050円。結構1個が大きい、5個あるとコスパ的にはいい」
一番多く使う野菜がキャベツだという店では…。
松脇成一さん
「去年の暮れくらいから半年くらい異常に高かった。一番高い時は1箱6000円くらい、1玉1000円、一番高い時で。今は300円くらい」
去年から高騰していたキャベツの卸売価格ですが、今年に入ってから値下がり傾向が続いています。今年のピーク時と比べると、現在はおよそ4分の1の価格です。
しかも、安いだけではありません。
松脇成一さん
「高い時はモノが悪い。今はすごいモノがいい。一年で一番うまい」
スーパーでも売れています。
90代
「花を買いに来た。でもキャベツ安いから買っていこうと。本当に安いよ。キャベツは朝晩食べる。だからキャベツ安くなっていい。安いしモノがいいし」
60代
「安いのでもう一つ買っておこうかな。身がしっかり締まっていて新鮮そうで大きい」
秋葉弘道社長
「高い時は500円から600円だったのが、100円で売れるっていうのは奇跡的」
■キャベツ“驚異の安さ”いつまで?
猛暑で多くの野菜が高くなる一方、なぜキャベツは安いのでしょうか。
秋葉弘道社長
「主産地が群馬県嬬恋村。日本一のキャベツ出荷量を誇る産地が今メインで出ている。(嬬恋村は)高冷地なので、比較的暑さの影響を受けにくい。しばらくの間は安い」
キャベツの価格が次に上がる可能性があるのは、9月中旬以降だということです。
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